エストニアに法人を設立しました

 

世界最先端のIT国家エストニアに、法人 Sunbows Estonia OU を設立しました。

 

2016年6月の視察訪問の時から、国としてのポテンシャルには本当に驚かされてきました。

知れば知るほど面白い国、エストニア。例えば…

 ・ほぼ全ての行政手続きがオンラインで可能

   →土地や法人の登記、投票、住所変更 etc(結婚と離婚だけは足を運ぶ必要あり)

 ・クリック3回で確定申告完了。電子納税率99%、インターネットバンキング99.8%

 ・eIDで個人の病歴、服用薬やアレルギーが分かる為、救急車で運ばれてもすぐに適切な治療に入れる

 

歴史的背景として、

 ・1991年にソ連より独立。旧ソ連の人工知能研究所がエストニアにあった

 ・独立当初からICTとバイオに資本集中(学校の屋根の修理よりPC購入を優先した)

 ・Skypeがエストニアで生まれ、人材が育ち資金が集まり、国内で還流している

などなど。

 

更に、法律行為がe-ベースでできる為、例えば日本に居る私のエストニア法人と、

ブラジルに居る誰かのエストニア法人が、エストニアの法律に従って、

オンライン(電子署名)で何等かの契約を締結することも可能になります。

一度も会わずに。現地に行かずに。

EU圏内の法人となることもプラスです。

 

小学校ではプログラミングが義務化されていたり、

既にブロックチェーンが教育の場に登場していたりと、

残念ながら日本とは隔世の感があります。。。

 

最近になってエストニアの露出が増えてきました。

エストニア電子政府の仕組みを福岡で導入

エストニア共和国”世界初"国がICO計画 新規仮想通貨公開トークンエストニア

日・エストニア租税条約の署名

  

今回の法人設立も、e-residencyの仕組みを使って、現地を訪問することなく、

オンラインで電子署名を行うことによって完結できました。

 

このe-residencyも、国として「ひとまず制度を作り、使い方はその後のアイデアソンで募った」

という振り切り方。ポテンシャルの塊です!

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